鮮度の良いとうもろこしが手に入る季節になりました。
生のとうもろこしを調味料一切なしで調理して、糖度25%以上のメチャ甘とうもろこしにする簡単レシピをご紹介します。
では早速。
- とうもろこしを蒸すか、焼く
- 粗熱がとれたら、冷蔵庫で1晩~2晩保存
これだけです。
「えっ、どういうこと?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
要点は、火を通して、その後時間をかけて水分を抜く、ということです。
干し芋と同じような感覚です。
火を通すことにより、生体反応を止めます(平たく言えば殺すということです)。
新鮮なとうもろこしが時間とともにどんどん不味くなるのは、とうもろこしの粒の中にある甘い糖分を自分でどんどん使ってしまうためです。
ですので、できるだけ新鮮なとうもろこしに、できるだけ早く火を通すことが大事です。
冷蔵庫で保存するのは、水分を抜くためです。
要するに干からびさせるわけです。
冷蔵する代わりに冷凍してしまい、常温(あるいは冷蔵庫の中で)解凍するのもよいようです。水分が抜けます。
こうして作った「熟成蒸し(焼き)とうもろこし(?)」は、成功するととんでもない甘さになります。
本当に気持ち悪いほどの甘さです。話のタネにいかがでしょうか。
以下、参考情報です。
糖度の高いとうもろこしを使うと成功しやすいです。
蒸さずに茹でてもよいです。その場合は糖分が抜けないようにあまり長時間茹でないほうが良いと思います(とにかく殺せればOK)。とうもろこしが水分を吸ってしまえば、それだけ水分を抜くのに時間がかかります。
ラップして電子レンジでチンでも良いです。
このレシピは、私自身の経験と、複数のお客様から教えていただいた情報をもとにしています。
とんでもない甘さになるときと、それほどでもないときがあります。試行錯誤が必要かもしれません。