とうもろこしはマルチ栽培が常識のようになっていますが、うちはマルチなしで栽培しています。
以前はマルチ栽培をしていましたが、「不要だな」という結論になったので、現在はマルチなしです。
黒マルチ栽培のメリットは地温の上昇、適度な保湿、雑草対策、土の膨軟化など、多岐にわたりますが、栽培面積が広いとマルチを掛けるのも、剥がすのも相当に大変です。それから大量のゴミを出すのも嫌です。
一時期、銀ネズマルチも使っていましたが、確かに黒マルチより地温は上がるものの、ただそれだけ。
マルチをしてもしなくても、最終的にとうもろこしの出来は同じです。
あとは管理のしやすさの問題で、マルチをしたほうが管理しやすければマルチをすればいいし、マルチで管理しにくければマルチをしなければ良いだけです。
ただ、地温がかなり低い時季から栽培する場合は、マルチは一定の効果があると思います(特に地温の面で)。
あと、マルチ栽培の場合は、いつ剥がすかという問題があると思います。
最後までマルチを張ったまま――それもいいでしょう。途中で剥がす――それもいいでしょう。
とうもろこしの出来には関係がないので、いつでもいいです。
こちらも管理しやすいタイミングに剥がすのがベストです。
最後までマルチを張ったままにしておくと剥がすのが大変です。
8葉~10葉期くらいまでに剥がせば楽に剥がせます。やり方なんてありません。剥がすだけです。